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2019.07.05 2年ぶりの中央アルプス、木曽駒ヶ岳。ピークを踏まない山歩き 極楽平から島田娘、サギダルの頭  [山歩き]

本当に久しぶりでした。かれこれ2年ぶりになるでしょうか。 今回は2年ぶりに中央アルプスの主峰、木曽駒ヶ岳。
ここ最近お付き合いさせていただいている滋賀のお友達が、7月の3~5日にお休みをとっていて、3、4と南アルプスに行く計画を立てておられ、私が5日の日が休みでしたので、5日に合流してどこかに登ろうということになりました。ならば、手っ取り早く登れる木曽駒辺りがいいのではないかということで、木曽駒に集結。

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乗越浄土から中岳、そして駒ケ岳山頂へのルートは何度も登っているので、2年前に登った極楽平から三ノ沢岳への計画を提案。お二人ともこちら側はまだ一度も足を踏み入れていないとのことで、即決定。
あとは天候の問題です。
7月に入って西日本、特に九州地方が壊滅的な豪雨に見舞われていたので、ちょっと心配。お友達も残念ながら雨により南アルプス山行は中止に。
天気予報によると5日だけなんとか雨は降らないとのことで、天気予報を信じて現地に向かうことにしました。
木曽駒ヶ岳の麓、駒ヶ根は菅の台BCに向かう途中、雨がぱらついたり、恵那山が雲に完全に覆われて観えなかったり、恵那山トンネル抜けてから周りまで真っ白で景色が何も見えなかったり…不安いっぱいの道中。






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菅の台BCに到着。しかし駐車場入口には「雨の影響でロープウェイの運行は現在見合わせ」の看板が…(涙)。「マジか…」友達が到着するまで暫く待ってみるとしましょう。最悪駄目ならほかの山へ…。
暫くして友達ケーコさん、バンバンさんが到着。と同時にロープウェイも動き出した模様。良かった良かった。
さ、千畳敷カールへ向かいましょう。しかし、6月に菅の台BCからのバスとロープウェイの運賃、値上げされたのは知ってるけど、金額までは把握してなかった! なんと往復4,310円Σ(・ω・ノ)ノ!
しかも駐車場も800円に値上がってるし….。ちょっときついなぁ・・・

そのバス、ロープウェイを乗り継ぎ千畳敷カールに到着したら…。

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真っ白でなにも見えません…(TOT)。
前面ガスに覆われた千畳敷カール。まぁ、仕方ないですね。高度順応を兼ねてホテル千畳敷の喫茶でゆっくりしましょう。

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さぁ、身体を高度順応させて、いよいよ極楽平に向かいます。先ずは駒ケ岳神社に参拝。安全登山を祈願します。今日はこんな天気だし、残雪の状況もあるので稜線まで上がった状況で三ノ沢岳のピストンを決断しよう、ということにしました。

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神社の脇にハクサンイチゲが綺麗に咲いていました。

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イワカガミにチングルマも早々と…。

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キバナコマノツメ? 初夏の高山植物、可憐ですねぇ。

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取り付いて歩を進めながら振り返ってみると、千畳敷ホテルの向こう側がガスに包まれています。
こりゃ上も真っ白かな…

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横に見える千畳敷カール、まだ雪残ってますねぇ。

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極楽平までの登攀は千畳敷カールの八丁坂よりも急斜面。
ですが、登山道の大きく九十九折れになっているので、キツさはあまり感じることはありません。

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やはり我々が登っている極楽平へのルートも結構な雪がまだ残っていました。

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雪渓を滑らないようトラバース。神経使いますね(苦笑)。

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稜線に上がる直前にも雪渓が。

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雪渓をなんとかクリアし、極楽平に辿り着きました。

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雪渓の稜線で記念写真を。これで7月。まだまだ雪はなくなりませんね。

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雪渓の極楽平、稜線からの景観です。

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三ノ沢岳へと続く稜線を見てましたが、やはりガスが立ち込めていて、三ノ沢岳が見えません(苦笑)。協議した結果、不安定な天候と残雪の状況を考え、本日の三ノ沢岳登攀は中止に。この稜線でまったりすることにしました。
まぁ、こういうこともありますよね。

極楽平から空木岳方面に進み、島田娘へ、そのあと来た道を戻り、サギタルの頭と三ノ沢分岐周辺を散策することにしました。

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先ずまったりと島田娘まで行ってみましょう。極楽平の稜線には可憐な高山植物が咲き始めていました。

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三ノ沢カールが綺麗です。このカール内は人が入ることがないので、緑が綺麗ですね。

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暫くすると少しだけ三ノ沢岳が顔を出してくれました。よく見ると山頂直下に残雪が…。行かずに正解だったかも。

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極楽平から島田娘への縦走路も高山植物が至る所に咲き始めています。これはいいですね。

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稜線を前に進み、島田娘に到着。ここがまた気持ちいい♬ この稜線のずっと先にはあの空木岳があるんですね。

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島田娘から三ノ沢岳。漸くガスが開けてくれました。良い形の山容です。

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ここ、島田娘は、稜線のルート上ではありますが、ちょっと開けているところがあり、まったりするには丁度いい。私の好きなスポットです。

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ここから先の稜線は再びガスに覆われて見えなくなりました。
今日はこの繰り返しみたいですね(苦笑)。

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岩の上に立って眺望を試みるも、真っ白で何も見えず…

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雲が途切れた瞬間を狙って三ノ沢岳をバックに記念撮影。

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稜線には満開ではないものの、ミヤマキンバイやハクサンイチゲ、チングルマなど夏の可憐な高山植物が徐々に咲き始めていて、楽しませてくれました。

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この稜線の先、目の前に見える筈の濁沢大峰、そして檜尾岳が全く見えません。
…が、もう少し先まで行ってみましょうか。

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一旦稜線を下って降り立った鞍部はハイマツと岩のコントラストが綺麗な場所。千畳敷カールから乗越浄土方面を歩いてもこんな景観は観ることが出来ません。貴重な体験ですね。

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漸くガスがとれて濁沢大峰が姿を現しました。

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足元のピンクの花…これは?
一見コマクサっぽかったけど、これはミヤマシオガマというらしいです。

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本当にこの時期のお花は瑞々しい♬

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島田娘の先の鞍部まで行ってみましたが、これ以上先に進んで帰りが遅くなってしまうといけないので、来た道を戻ることにします。折り返しのこの登り、思いの他結構な急登でした(笑)。

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島田娘から来た道を再び極楽平方面に戻り、今度は三ノ沢分岐へ、つまり宝剣岳方面へと向かってみましょう。

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再び靄の中に入っていきます。

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稜線から木曽方面を眺めますが、雲に覆われて何も見えません(苦笑)。

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再び三ノ沢カール。

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三ノ沢岳に続く稜線。本当にここは美しいです。もう少しするとこの辺り一帯はお花畑になります。

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サギタルの頭を通過。木曽駒特有の岩稜帯ですね。

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宝剣岳の穂先が見えてきました。

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そして歩いてきた稜線を見返します。この景観、いいですねぇ。

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三ノ沢分岐に到着。これを左方向に進むと三ノ沢岳。次回は必ず!

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段々と近づく宝剣岳。その向こうには中岳と中央アルプスの主峰木曽駒ヶ岳山頂。

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三ノ沢分岐から千畳敷カール方面を眺めます。目の高さに乗越浄土から続く伊那前岳を望むことが出来ます。

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それも僅か1分の間にガスが伊那前岳の稜線を覆います(苦笑)。

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晴れていれば絶景なのですが…。う~ん、残念。でもこれはこれでこの場じゃないと観れない眺望。ガスもまた良し♬

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宝剣岳分岐から望む宝剣岳。その左に中岳と木曽駒ヶ岳山頂。木曽駒の三つの頂を一同に見渡すことが出来ました。これは圧巻です。

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ここでランチタイムにしましょう。絶景を堪能しながらゆっくりとランチタイムを愉しみました。

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宝剣岳に珈琲で乾杯♬

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宝剣岳を背に三人で一枚記念撮影。

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そして反対側の三ノ沢岳を背に一枚。三ノ沢だけにスリーピースで(笑)。今日は行けなかったけれど、次回は必ず! と誓います。

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いつもと違う角度から眺める宝剣岳。中々いいものですね。できれば、このままずっとこうやって眺めていたい…そんな気持ちです。

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そして展望地から南アルプス方面を眺望。雲が厚くて見えませんが、間ノ岳だけが薄っすらと顔を出してくれていました。
晴れていればここからの眺望は最高なんですけどね。

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宝剣岳分岐から望む千畳敷カールと千畳敷ホテル。ここからの眺望はかなりの迫力。

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と、その時一瞬分厚かった雲が途切れて、なんと空木岳が姿を現しました。これには皆歓喜の声を上げます。素晴らしい!

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そして反対側、北側を観てみるとほんの少しだけですが、御嶽山も確認出来ました。
ここまで待った甲斐がありましたね。

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伊那前岳とその向こうの雲海。この天候の中、ここまで絶景を観ることが出来るなんて思ってもなかったです。いやはや、本当に素晴らしい!

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再び三ノ沢カール方面から中央アルプスの縦走路、そしてその向こうの空木岳を望みます。いつかは踏破したいこの縦走路。思いは遥か空木岳へ。

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さぁ、もう時間です。まだまだこうして眺望を眺めていたいのですが、そろそろ戻らないといけません。千畳敷へと戻っていきましょう。 最後に三ノ沢岳をもう一度だけ眺めて帰ることにします。

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極楽平から再び雪渓を下ります。

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この稜線とも暫くお別れです。

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千畳敷カールとその向こうの景色が素晴らしい。

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千畳敷ホテル前に到着。本日も怪我無く無事下山できました。おつかれさま。朝とは変わって千畳敷カールもはっきり全貌を眺めることが出来ました。

今回はピークを踏まない山歩きでしたが、主峰木曽駒のルートに比べ人も少なく、静かでしたし、中々楽しい貴重な山歩き体験をしました。

極楽平からの稜線歩きはこれで二度目。前回は三ノ沢岳に登ってきたのですが、こういったゆっくり稜線を散策するのは初めて。こういった絶景や足元のお花を見ながらゆったりするのもいいですね。
三ノ沢岳には行けませんでしたが、それはまた次の機会に。ということで(笑)。

「三ノ沢岳、待っとれよ!」



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--本日の山行ルート--
09:05 千畳敷駅 発
09:52 極楽平
10:34 島田娘
11:24 島田娘 発
11:34 極楽平
11:44 サギダルの頭
11:50 三ノ沢・宝剣岳分岐~ランチタイム
12:57 三ノ沢・宝剣岳分岐 発
13:02 サギダルの頭
13:07 極楽平
13:49 千畳敷カール
13:52 千畳敷駅 着

--本日の山行データ--
場所 長野県駒ヶ根市赤穂
距離 3.2km
最大標高差 257m
平均斜度 上り:17% 下り:20.8%
獲得標高 上り:281m 下り:301m
日時 2019年7月5日 09:00:19 ~ 2019年7月5日 13:53:40
所要時間 4時間53分21秒
平均速度 0.6km/h

〇前回の三ノ沢岳登攀の記事はコチラ


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えれぇこった2号

ぼのさん

おはようございます[わーい(嬉しい顔)]
ちょうど同じ頃、我が家の旦那が木曽駒ヶ岳に行ってたんですよね!

もしかして出会ってたらとか思いましたが、一日ずれてたのかな?

かわいいお花達がいっぱいで、来年7月に木曽駒ヶ岳に行きたくなりました!!

ゆっくりと花を見て歩く山歩き大好きです!
by えれぇこった2号 (2019-10-10 10:11) 

ぼの

kakaさま、
こんばんわ。
そうそう、ニアミスでした(^^;
お会い出来たらよかったです(*^^)v
この時期の木曽駒はピークハントだけじゃなく、
こうやってお花を愛でながら歩くのもいいですよ(*^^)
by ぼの (2019-10-14 20:00) 

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