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思い出の一枚。旧中山道 "寝物語の里" ~美濃国と近江国の境(県境) には歴史ロマンあり~ [Photo]

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先日フォローさせていただいている方のブログに「歩いて県境を越える」という記事がありました。
それを読んで、以前自転車旅をしていた頃のことを思い出し、懐かしく思いましたね。
旧街道や歴史遺構が好きで、自転車で旧街道を走っていた頃。その時の一大イベントとして旧中山道を自転車で走っていました。
各宿場を順番に回り、当時は中山道妻籠宿から草津宿まで段階に分けて旅をしていたのですが、やはり国境(県境)というのは特別思い入れが強かったですね。
木曽(長野県)中山道から美濃中山道(岐阜県)、そして美濃中山道から近江中山道(滋賀県)。
今では国土交通省の白い案内板で県境が表記されているだけなのですが、旧中山道では其々の国境で石柱や指標、石碑が建っており、遥か昔の情景を思い浮かべれる情緒あるものとなっています。
そしてそれを「今日はここまで走ってきた」とまじまじと眺めるのが好きでした。

↓ 木曽路と美濃路の国境の石碑 ↓

DSC_0534.JPG


その中で、一番印象に残っているのが美濃中山道と近江中山道の国境 "寝物語の里" です。

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細い溝 (小川?) を挟んで岐阜県と滋賀県と別れているこの国境(県境)、昔はこの溝 (小川?) を挟んで二軒の旅籠があったそうです。
当時はこの溝を挟み、領国の番所や旅籠(宿・旅館)があり、旅籠の窓越しに「寝ながら他国の人と話会えた」ことから "寝物語" という名が生まれたといわれているそうです。この "寝物語" は中山道の古跡として名高く、古歌などにもこの名がよく出ていたり、広重の浮世絵にも描かれています。

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この国境の近くには芭蕉が "野ざらし紀行" の帰りにこの地で詠んだ「蕉句碑」があり、隣にはその "寝物語" の碑が建てられています。

小川を挟んで枕を並べ、旅籠の壁越しに他国の旅人と夜、旅の話に花を咲かせる (旅の話かどうかはわかりませんが--笑)…なんともロマンを感じる話じゃありませんか。
当時の僕はその地を訪れ、国境を挟んで、当時のそんな情景を思い浮かべ、ひとり楽しんでいました。

そんなことを「県境を歩いて越える」記事を拝見させていただいたことで思い出し、またその地を訪れてみたいなぁ…と思いました。
時間が出来たら、また自転車で訪れてみようか(笑)。

--追記--
当時の旅人がこの国境の宿で話していた話題が、こういった説もあるそうです。それは…
平安時代の静御前の話だそうで、京都から奥州へ落ち延びた源義経を追う静御前が旅の道中で長久寺の近江側の宿をとりました。隣の美濃側の宿には義経の家来の源造が泊まっており、それに気づいた静御前が「義経に会うために、奥州まで連れて行ってくれ」と源造に懇願した、というやり取りがあったそうで、一途な女性の想いを両国の宿に泊まる旅人が、寝ながらこの話をしていたらしいというのですが…(関ケ原観光サイトより抜粋)。いずれにしてもロマンがありますよね。

※ 写真が当時コンデジで撮ったもので、あまり画質が良くありません。悪しからず…

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写真:中山道 近江国・美濃国国境 "寝物語の里"
場所:岐阜県不破郡関ケ原町大字今須3246-1
   国道21号 "今須交差点" を北に徒歩2分

--関連サイトLink--
人力 ~旧街道ウォーキング サイト内 
寝物語の里 (関ケ原観光ガイド 内) 

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